マジックテープ®について
どうして“くっつく”の?
ワンタッチで止められ、引っ張ると簡単にはがせられる面ファスナー、
どうやって“くっつく”のでしょうか?
「マジックテープ」や「フリーマジック」などの面ファスナーをよーく見てみると、
微少なカギ状フックとループの2つの形があることがわかるでしょう。
フック部がループに引っかかることによって“くっつく”のです。
このフックとループの並びや形によっていろいろな面ファスナーがあります。
「マジックテープ」
「フリーマジック」
いろいろな“くっつき方” ~フックとループのいろいろな形や並び~
マジックテープ®
面ファスナーの代名詞でもある「マジックテープ」は小さなループがびっしり並んだル-プ面と細かいカギ状になっているフック面の2枚1組で使います。
2つの面を強く押し当てると、カギの部分がループに引っかかり“くっつき”ます。
フリーマジック®
同じ面にフックとループを並べた面ファスナー「フリーマジック」は1面でフック面とループ面の2つのはたらきをします。
フック部をループより低くするという工夫により、肌触りがよく、相手生地を傷めにくく、糸くずやゴミがつきにくい構造になっています。
マジタッチ®・マジックピタット®
「マジタッチ」や「マジックピタット」はフック面がマッシュルーム形状のフックになっており、 ループにはまり込むと容易なことでははずれません。
マジロック®
「マジロック」はプラスチック成形により、フック部が矢尻形になっているので強力に結合します。
マルチロック®
「マルチロック」は両面がマッシュルーム形状になっており、 マッシュルームの頭と頭を突き合わせ微妙に滑らせながら最適の位置を決め、 押し込んでかみ合わすという方式で“くっつけ”ます。
モールドインファスナー®
「モールドインファスナー」は、自動車シートを中心に使用されているシートアッセンブリーシステムで、 あらかじめクッションパットに一体成形されたKMファスナーとシート生地に取り付けられた「マジックループ」(トリコット生地)の結合でシートを組立てます。